HSPである私がようやく辿り着いた適職と、それを探す上での向き合い方

 

Bonjour!

プリちゃん(PriusShota)です!

光と色彩が大好きなアーティストである著者が

「HSPである私がようやく辿り着いた適職と、それを探す上での向き合い方」について書いています。

HSPである私がようやく辿り着いた適職と、それを探す上での向き合い方

photo by @priusshota

 

HSP気質の人は、何か適職があるのかな。。?」

HSPだけど中々仕事がうまくいかなくて、他の皆さんはどうしているのか知りたい。。」

と、HSPの適職探しについて悩んでいたりされますか?

 

HSP(=Highly Sensitive Person)、「とても繊細で、敏感すぎる気質」として、近年ますますネットや本を通して認知が広がりつつありますよね。

私もHSP当事者なので仕事・適職探しについては悩みの連続でした。。只、今となっては以前と比較して随分働きやすい形で働くことができるようになっています。。!

 

どうしてかというと、自分自身のHSPという繊細な性質との付き合い方や、職場環境といった外部からの刺激への対応の仕方としっかり向き合った結果、仕事ができるレベルまで様々なスキルを磨いて、個人事業主(フリーランス)+アーティストとして働き方を選択したからでした。

 

 

適職探しにおいて一番良かったことは、向いてる職種をリサーチする前に、「HSPの自分自身は働く上で何が一番辛いのか、どういう働き方・環境であれば気にせずに仕事ができるか」について、自分自身の特徴を徹底的に自己分析をしたこと。

あとは、HSP気質の強みを存分に発揮しながら働くことができる道に進めるために、必要な情報を収集して行動に移し続けてきたことで、やっと解決できたのです。。。!

 

そこで今回は、「HSPである私がようやく辿り着いた適職と、それを探す上での向き合い方」として書いていきたいと思います。

 

 

 

 

1. 適職という職業を探す前に、徹底的に自己分析したことが良かった

photo by @priusshota

 

よくHSPが向いている仕事として職種が沢山紹介されていたりも見受けられますが、「仮に向いている職業に就いたとしても、”働く環境が合わない”と返ってその職業が向いていないと感じてしまう」こともあるかと思います。。。

なので、そういったミスマッチを防ぐためにも、まずは「HSPの自分自身は働く上で何が一番辛いのか、どういう働き方・環境であれば気にせずに仕事ができるか」について、しっかり自己分析してみることを私はオススメします。

 

例えばHSP気質の私が感じる働き辛い環境で言うなら、、

 

・仕事をしているところを監視されるとミスを連発する

・息が詰まりそうなくらい、常に慌ただしい環境は合わない

・激しく体を動かす、身体的体力が必要な職場

・長時間拘束されることに、物凄いストレスを感じる

・人間関係がピリピリした環境だと集中しづらい

・1時間で達成すべきノルマが多すぎると混乱する

 

このように感じた理由は、「人が好きで、ファッションにも携われるから向いてる!」と信じて、アパレルで働いていた時に強く感じたことでした。

社風としてはとても好きだったのですが、上記のように、主な働く環境としてはHSP気質の私には今思うとかなりミスマッチでした。

 

1時間以内に達成すべきタスクが複数ある中で、耳につけているインカムからは常にマネージャーからのコミュニケーションが次々と飛び交い、お客様からの対応があったら受けて。。という自分のキャパシティを超えるマルチタスク状態だったので混乱してミスが連発。。かなり神経をすり減らして自己肯定感もガタ落ちの日々でしたね。。

 

 

逆に、HSP気質の私が働きやすいなと感じる仕事や環境というのは、

 

・一人で黙々と進めて、完結できる仕事環境

・働く場所に縛られない働き方、リモートワーク

・お得意様と個人で長期的に関係性を深めることができる

・忙しい時はあれど、休みたい時にしっかり休める環境

・お客様の悩みをヒアリングして、スキルで解決する仕事

・感受性も自由に活かせる仕事

 

といった具合でした。

 

HSP気質の弱みをカバーし、強みを存分に発揮出来る自分にとってのベストな仕事環境は何か?」を悩んで考えていた時に、これらがほぼ全てクリアにできる働き方を考えると、もう個人事業主(フリーランス)として生きるほかにありませんでした。また、私は自身のHSP気質を強みに活かして、どうしてもアーティストとしても生きていきたかったので、この働き方はまさにベスト中のベストだったのです。。。!

 

 

2. HSP気質の私が実際に行っている適職と思うものは?

photo by @priusshota

 

こうして自己分析して望む働き方に向けて試行錯誤を続けた結果、HSP気質の私は個人事業主(フリーランス) + アーティスト として働くようになりました。

 

個人事業主(フリーランス)であれば、個人でお客様相手にサービスを提供することができる以外にも、企業と業務委託契約を結んでお仕事を進めることも可能です。

私の場合だと、「複数の収入源を持ち、一つのビジネスに依存しない働き方」と言われている”パラレルワーク”として主に働いています。

 

中でも”リモートワーク”といって、インターネットが繋がる環境であればどこでも仕事ができて、クライアントとのコミュニケーションは基本的にWeb上でやりとり、たまに対面での打ち合わせがある程度という働き方(※撮影以外)をしているため、HSP気質の私が一番の望みでもあった「長時間拘束されずに、自分で仕事の時間を自由に決めること」ができるようになりました。

 

ここでHSP気質の私が様々な仕事をしていく中で、適職とも感じている仕事について簡単に4つご紹介しますね。。!

 

1.写真撮影

 

個人から依頼を受けて写真撮影のお仕事です。私の場合、写真撮影のスキルはブライダル前撮り専門の会社で働きながら鍛えさせて頂きました。他にも知り合いのママさんフォトグラファーは、子育てをされながらスキルを磨いて働いている方もいたりと、年齢に問わず働くことができるメリットもあります。

 

HSP気質の強みでもある、”イメージで物事を捉えているところ”や、”ロケ地や人の空気感を読み取ること”が発揮できるほか、基本的に一対一 or 少人数のやり取りで、撮影から納品まで一人で仕事が完結できるところが適職だと感じています。

また、一度気に入って頂くことができたとしたら、有難いことにリピートされることも増えたりと、「個人でお得意様と長期に渡って関係を深めていきたい方」であれば、さらにピッタリな仕事ではないかと私は思います。

 

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2.HP・ECサイトといったWebデザイン

 

親交のある経営者から依頼を受けて、HPやECサイト(=ネットショップ)のWebデザインのお仕事もしています。こちらはスキル習得に時間はそれなりに必要ですが、一度身につくとネット環境さえあればどこでも働くことができるようになります。

HTML, CSS ,Javascript ,PHP といったプログラミングに関するスキルが身についてサイトを作れるぐらいまでなれば、Webデザインもできるようになります。スキル習得には、ネット上に沢山情報が落ちているほか、TechAcademy [テックアカデミー] といったプログラミングスクールで学ぶこともできます。

 

HSP気質の強みでもある、”物事を深く考えて、思慮深さがある”ところを大いに発揮できます。クライアントの希望イメージをデザインするにあたっては、ひたすらコードを打ったり、細かい微調節をしたりと、頭を深く使う試行錯誤の連続だからです。

集中して黙々とできるところも、HSPにとって適職の一つではないかと感じています。

 

 

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3.コーチング

 

コーチングは色んな分野であると思いますが、私の場合は”英語学習・習得”におけるコーチングです。これは塾講師や教員といった、一度に多くの生徒さんと接するのではなく、マンツーマンで英語習得に対するアドバイスや。モチベーションアップといった学習習慣のサポートのお仕事です。

基本的にSkypeやLINEといったオンラインでのコミュニケーションが中心で、英会話やTOEICに関することを主に教えています。

 

HSP気質の強みでもある、”相手の心情に寄り添いながら、一人一人に合わせた解決策をお届けして一緒にゴールへ向かっていく”ところが活かせて働くことができるので、とてもやり甲斐のある適職だと私は感じています。

もしTOEIC800点以上といった英語のスキルを伸ばすことができたら、英語を教えるお仕事も良いかもしれません。

 

私の場合は英語でしたが、友人の中では、筋力トレーニングのパーソナルトレーナーとして働いている方や、キャリアを見つめ直す機会を提供するライフコーチとして働いていたりと、それぞれの得意なスキル活かしながらコーチングをされています。

 

 

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4.アーティスト

 

私は2016年1月から「心に灯す光と色彩のパレット」というテーマを掲げて、アート作品の創作活動を始めました。当初は趣味として始めたものの、いつしか人生で追究していきたものに変わっていきました。。!!

 

HSP気質の強みでもある、”五感が鋭く、感受性が豊か”なところを磨きつつ、のめり込んだ結果、有難いことに少しずつお仕事にも結びつくようにもなりました。。。!

 

 

撮影やウエディングの空間装飾の依頼、作品から生まれるスマホケースや、トートバッグといったオリジナルグッズ販売、個展を開催して作品やブックといった物販などです。

 

日本でアーティストとして生きることは時に大変で、今でもまだまだ試行錯誤の連続です。だけどその分、自分自身の感性をフルに活かして一人でも多くの方に喜んで頂くことができるのは、とても言葉で表現することが難しいくらい嬉しい気持ちになります。。。!

 

 

私が運営しているBASE(ベイス)のトップページです。作品から生まれるオリジナルグッズを販売しています。

 

自身の表現した作品を販売するのに一番手っ取り早いのは、BASE(ベイス)Creema(クリーマ)minne(ミンネ)といったオンラインで販売ができるプラットフォームを利用すること。

BASEは自分でサイト集客をしなければいけないので初心者には少し難しめですが、もしアクセサリーやスマホケースといったハンドメイド作品であれば、Creema(クリーマ) や minne(ミンネ)だと集客力があるサイトなのでオススメです。(もちろん今すぐには売れないですが、そこから得られる学びもとても大きいです。)

 

私の場合は一番このお仕事をずっとしていきたいため、上記を含む色々なWebサービスを活用しながら日々挑戦しています。。!近い将来的には海外で働くことも視野に入れて、それに向けてリサーチも行っていたりもします。

 

 

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まとめ

photo by @priusshota

 

今回は、「HSPである私がようやく辿り着いた適職と、それを探す上での向き合い方」として書いていきました。

 

最初に軽く触れたように、HSPについては近年少しずつ認知は広まりつつあるのですが、当事者以外の方が大半なので、職場ではまだまだ理解がされにくい内容だったりします。。(もちろん理解者も中にはいらっしゃいます。。!)

 

只、私が今こうしてようやくHSP気質の弱点をカバーし、強みを存分に活かしたお仕事ができるようになれたのも、

 

 

①「HSPの自分自身は働く上で何が一番辛いのか、どういう働き方・環境であれば気にせずに仕事ができるか」について、自分自身の特徴を徹底的に自己分析したこと

 

②写真撮影、Webデザイン、英語習得コーチングなど、仕事になるスキルを複数身につけたこと

 

③理想とする働き方を達成するために、必要な情報収集と実現に向けての行動を移し続けたこと (副業や働き方といった内容は、Twitterから情報収集することもできますよ。)

 

 

この3点を必死な気持ちで行ったからでした。情報もお仕事も、全部人から運ばれてくるものだったりするので、正しい方向で動いていれば必ず応援してくださる方も現れてきますよ。私は本当に沢山の方々に支えられているので。。。

 

もし会社員の方でしたら、理解を示してくれそうな上司に自身のHSPについて相談してみることもすぐできることだと思いますし、もし理解者がいなかったとしても、仕事終わりや休日に、近い将来に向けて②のようにスキルを高めることや、情報をインターネットで集めることに集中してみるのも良いのかなと思います。

転職、副業も一つの選択肢だと思います。それぞれの必要な情報源は主にブログ、note、Twitterに沢山ありますし、Twitterなら一歩先に進んでいる多くの先輩たちに巡り合うこともできます。調べる方法としてはシンプルで、Twitterの検索窓に「#副業」「#hsp」「#フリーランス」のように検索すればOKです。

 

少し長くなりましたが、たとえHSPであったとしても、それを強みに活かしながら働いて、お客様に喜んで頂くことは十分できますよ。私にもできるようになりましたので大丈夫ですよ。もし何かあれば私でよろしければ答えられる範囲でLINE@やSNSのDMからお答えしますし、お気軽に連絡してきてくださいね。。!

 

今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

 

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